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エンドオブライフ・ケア協会の研修会✎~*

理学療法士の山崎です!

今回の研修で【対象の方がどのような状況であったとしても、「穏やか」に生活してもらうために私たちにはできることがある。】と思いました。

人生の最終段階ではリハビリ職ができることは少なくなると思いがちではないでしょうか?以前から、それでも何かできることはあるのではないかと考えていました…

研修に参加する前から緩和ケアについて調べており、ポジティブ・ケイパビリティネガティブ・ケイパビリティという言葉を知りました。

ポジティブ・ケイパビリティとは…「問題を素早く見いだし、分析し、解決策を提示していく力」リハビリ職としてもすごく大切な能力で、臨床推論という言葉もよく耳にするワードです。

ネガティブ・ケイパビリティとは…「答えの出ない、対処しようのない事態に耐える力」「事実や理由をせっかちに求めず、違和感を抱えたままとどまる力」と説明されています。

このネガティブ・ケイパビリティは、援助者として「あなたのことをしっかりと私はみています、見守っています」という対象者に「寄り添う」という場面において重要な能力となります。

今回の講習は素直に「疲れたけど、楽しかった!」

実際にやってみると難しさに気づかされ、対話の中の「間」や「沈黙」の時間がとても大切なものだということを改めて感じました。

①    私が相手を観察して、理解することは大切。

②    でも、私が相手を完全に理解することはできない。

③    しかし、相手が私を「自分の理解者」だと思うことは可能性としては残る。

④    苦しんでいる人は、自分の苦しみをわかってくれる人がいると嬉しい。

⑤    どんな人が「わかってくれる人」か。それは「聴いてくれる人(私)」である。

コミュニケーション方法を学び、対象の方の苦しみ・支えをキャッチできる援助者になれるよう研鑽を積んでいきます。

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