精神科看護に不安ありますか?
看護師の中田と申します。
私は精神科病棟で10年ほど勤務していました。現在私たちのステーションには精神疾患をお持ちの利用者様が多くいらっしゃいます。
訪問看護に興味はあるけど…
精神科の看護は不安です…という方いませんか😄
それは精神科に勤めたことがないから?😢はたまた怖いイメージがあるから?😢
きっと不安なのは漠然とした想像やイメージが先行しているからかもしれませんよ?😄
私も仕事で失敗した時、大失恋した時、挫折した時…
誰もが大きく心が壊れてしまいそうな時ってありますよね。
それでも周りに支えられながら、一歩ずつ前に進んできました。
その周りからの支えって、当たり前にみんなに平等に、分け与えられる事ではないんです。
実はそのような周りの支えがない方がいます。
今では5大疾病にも入っている精神疾患。
精神疾患は生活環境で大きく影響を受けます。
自分に話し相手が1人もいない事を想像してみてください。辛すぎますよね。
でも…世の中には自分の気持ちを話せる相手が居ない人もいるんです。
その人が悪いんじゃないんです。
自分ではどうしようもできない環境だったかもしれない。
心が壊れてしまう事があるんです。心が壊れると自律神経が乱れて様々な不調が出現します。
精神科の患者様は心だけでなく、身体的な不調の訴えが多いのはそのためです。
その人は本当に体調が悪いんです。
でも周りからは、「また言ってる。」「仮病でしょ。」「やる気の問題。」などひどい言葉を浴びせられることもあります。
この人が…もしもガンを患ってるとしたら…。
食欲がない。胃が痛い。調子が悪いと話したら…周りの人はどんな反応するでしょうか。
「大丈夫?」「辛いよね。何か助けられるかな?」など、きっと優しい言葉をかけるでしょう。
そこで精神看護は先ず、精神疾患を患っているという先入観をとっぱらうことが大切です。
精神科の看護だから不安というのは、精神疾患を患っている方への偏見が強いと私は思います。症状が酷い場合は錯乱状態があったり、怖いこともあります。でも普段は違いますよ。
とっても優しい方が多いです。😊😊
患者様の人生背景を聞くと、とっても大変な経験をされてる方がいたり、逆に私の方が支えられてたり、癒されたりすることも多いです。。
私は精神看護で、利用者様に成長させてもらえました。
人が好き。😎
困っている人を支えたい。😎
など…ちょっとでも思えたあなたは、すでに精神科の看護師です!😎
これを読んで、少しでも精神科看護への不安が少なくなったらいいなぁと思い、かなり長くなってしまいました😎
最後まで読んでくださった方がいらっしゃいましたらありがとうございました。